【舁き山笠】 土居流

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土居流
 

表標題

武昌太平楽ブショウタイヘイラク

人形師

中村 信喬

内容説明

武昌太平楽とは舞楽の曲名で左方舞と言われる唐額に含まれ太食(たいしき)調の四人での弐の舞である。番舞(つがいまい)は《陪臚(ばいろ)》《万歳楽 (まんざいらく)》とともにめでたい曲として天皇の即位式に奏されてきました。中国風に武装した豪華な出立(いでたち)で舞う。面はつけず、甲をかぶり、 鎧をつけたうえに肩喰い(かたくい)(木製の獅子頭を模したもの)を肩に、帯喰い(おびくい)(木製の木の面)を帯の全面につける。さらに魚袋(ぎよたい)(木製の魚)を肩から全面にさげ、篭手(こて)、脛当(すねあて)をつけ、胡月(やなぐい)(矢を納める入れもの、ただし矢は逆に入れ、平和のシンボ ルとする)を背負い、太刀を腰に収め、鉾を手に舞う。国土安泰、雅音成就を祈る。煌びやかな豪華衣装に勇壮な舞の様を表現しております。
 

総務 大石利彦
伝統ある土居流の総務という大役を拝命し、名誉と責任の重さを痛感しています。土居流は昭和四十一年の町界町名変更に伴い解散の危機がありましたが、諸先輩方々の努力により旧町名の十ケ町で運営してきました。 これからも伝統を次世代へ継承し、全町一致の精神で運営していきます。最後に今年も流一丸となり勇壮な山を無事に奉納したいと思います。

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