博多祇園山笠の国連教育科学文化機関(ユネスコ)による    無形文化遺産登録決定

博多祇園山笠の国連教育科学文化機関(ユネスコ)による    無形文化遺産登録決定

博多祇園山笠振興会を代表いたしまして一言ご挨拶申し上げます。
平成28年11月30日、エチオピア・アジスアベバのユネスコ政府委員間交渉で、ユネスコ登録がなされました。大変嬉しい報告がまいりました。
皆様おめでとうございます、と共に博多祇園山笠が世界に誇れる祭りになり名誉勲章を頂きました。
博多人形師、山笠大工の皆様におかれましては舁山、飾り山の建設に絶大なご協力を頂きありがとうございます。
また、山笠に携われた方々、長きにわたりご支援いただいた皆様、福岡市民の方々にお礼を申し上げます。
博多祇園山笠は鎌倉時代の仁治2年(1241年)髙僧聖一国師が博多で流行していた悪疫退散を祈って施餓鬼棚に乗り祈祷水をまいたことを起源と致しております。
以来775年の伝統を守り今に伝えております。
博多の町は戦国時代焼け野原となり又先の大戦でも大空襲にあうと云う苦難に何度もあっておりますが、そこから立ち直った先人達の労苦に思いをはせ先輩達の艱難辛苦に思いを巡らせます。
今日ご報告を受けて世界に認めて頂いたと『感動』で身が震える思いでございます。
先人達が守ってこられた、山笠を今後千年と永く続けていくことが現代の私達の使命だと考えてます。未来を担う子供達に継承してまいりたいと思います。
 
                             博多祇園山笠振興会 会長 豊田侃也
 
                                     平成28年12月1日


 

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