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博多祇園山笠振興会 会長 川口 俊二
本年より、名誉ある博多祇園山笠振興会第十二代会長の栄に浴しました。疫病退散、そして世の災厄を祓う「博多祇園山笠」の大義を守り、さまざまな博多の伝統文化への尊崇の念を抱き、振興会や各流の融和を図りながら『揺るがぬ伝統、揺るがぬ山笠』をモットーとして、祭りの伝統護持に努めて参ります。どうぞご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
博多祇園山笠は令和八年で七百八十五年の歴史を積み重ねます。南宋で修行した高僧・聖一国師が博多に戻った折、施餓鬼棚から祈禱水をまいて、疫病退散を祈願したことが起源とされています。今や日本を代表する祭りとして評価され、昭和五十四年に国重要無形民俗文化財、平成二十八年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
武田前会長時代から進めた人命最優先の安全対策は、令和七年より「追い山笠」などで自動体外式除細動器(AED)を配置するところまで進みました。また、本年もより効果的な取り組みを準備しているところです。
さて、博多祇園山笠を取り巻く環境は厳しさが増しております。超少子高齢化やコロナ禍もあり、次世代の舁き手を早急に育てる必要があります。インフレの加速により運営も厳しい状況に置かれております。
手をこまねいてはいられません。次代の担い手の募集を令和七年から行っており、より広く周知できればと思っているところです。舁き手が大勢集まると威圧的に感じる向きもあるようです。市民に愛される祭りを目指し、参加者の『特権意識』の排除を毎年、総会で決議しております。どうぞ、祭りに愛着を持ち、温かい目でご支援いただけますことを切にお願いいたします。
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福岡市の夏祭り・博多祇園山笠を運営する団体で、祭りに参加する全流(舁き山笠、飾り山笠)で構成しています。
博多祇園山笠は戦前まで、山笠を建てる博多七流が順番で全体をまとめてきました。つまり、毎年繰り上がって”一番山笠“になった流が世話をしてきたのです。
しかし、戦後、新しい流の参加や、社会との接点が多くなるにつれて常設の組織が必要となり、博多祇園山笠振興期成会が誕生。昭和三十年、それを発展させた博多祇園山笠振興会の結成をみたのです。
発足当時から各舁き山笠から選ばれた本部員と、その年の各流総務で”総務会“をつくり、年五回、各流の山笠委員を交えた役員総会を開き、運営の細部まで討議して決定する仕組みです。
みなさまの支持のもと、祭りが「安全・安心」に遂行され、楽しい時間を共有することが振興会の願いであります。
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| 令和八年度 博多祇園山笠振興会 役員 | |
| 宮司 | 阿部 憲之介 ( Kennosuke Abe ) |
| 会長 | 川口 俊二 ( Shunji Kawaguchi ) (千代流) |
| 副会長 | 瀬戸 浩隆 (Hirotaka Seto ) (恵比須流) |
| 副会長 | 立岩 正則 ( Masanori Tateiwa ) (中洲流) |
| 顧問 | 豊田 侃也 ( Kanya Toyoda )(千代流) |
| 顧問 | 武田 忠也 ( Tadanari Takeda ) (恵比須流) |
| 相談役 |
井上 貴博 ( Takahiro Inoue )(中洲流)
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| 相談役 | 井上 博行( Hiroyuki Inoue )(中洲流) |
| 参与 | 後藤 久義 ( Hisayoshi Goto )(西流) |
| 参与 | 古川 史郎 ( Shiro Furukawa )(西流) |
| 参与 | 堀 武志 ( Takeshi Hori )(恵比須流) |
| 参与 | 瀧田 喜代三(Kiyozo Takita)(東流) |
| 本部員 事務局長 | 正木 研次 ( Kenji Masaki )(土居流) |
| 本部員 庶務 | 梅津 竜次 ( Ryuji Umetsu )(東流) |
| 本部員 事務局・ 会計 | 黒葛川 雅広 (Masahiro Tsuzuragawa )(西流) |
| 本部員 会計 | 松尾 恭弘 (Yasuhiro Matsuo)(千代流) |
| 本部員 広報 | 井上 倫清(Tomokiyo Inoue) (中洲流) |
| 本部員 庶務 | 井口 修(Osamu Iguchi) (恵比須流) |
| 本部員 広報 | 平川 陽一 ( Youichi Hirakawa )(大黒流) |
| 令和八年度 博多祇園山笠振興会 総務 | |
| 一番山笠 中洲流 | 立岩 正則 ( Masanori Tateiwa) |
| 二番山笠 西流 | 辰巳 晋司 ( Shinji Tatsumi ) |
| 三番山笠 千代流 | 山下 喜久美 ( Kikumi Yamashita ) |
| 四番山笠 恵比須流 | 毛利 雅一 ( Masakazu Mouri ) |
| 五番山笠 土居流 | 清水 俊次郎 ( Syunjiro Shimizu ) |
| 六番山笠 大黒流 | 内藤 博文 ( Hirofumi Naito ) |
| 七番山笠 東流 | 兒島 秀志 ( Shuuji Kojima ) |
| 八番山笠 上川端通 | 秋丸 真一郎 ( Shinichiro Akimaru ) |
| 九番山笠 博多駅商店連合会 | 髙木 雄三(Yuzo Takagi) |
| 十番山笠 キャナルシティ博多 | 古池 善司 ( Zenji Koike ) |
| 十一番山笠 川端中央街 | 竹ケ原 政徳 ( Masanori Takegahara) |
| 十二番山笠 ソラリア | 荒牧 正道 ( Masamichi Aramaki) |
| 十三番山笠 新天町 | 楢﨑 昌太 ( Shouta Narazaki ) |
| 十四番山笠 博多リバレイン | 山本 成嗣 ( Seiji Yamamoto ) |
| 十五番山笠 天神一丁目 | 大江 史浩 ( Fumihiro Ooe ) |
| 十六番山笠 渡辺通一丁目 | 中野 賢二 ( Kenji Nakano ) |
| 十七番山笠 福岡ドーム | 安積 研二 ( Kenji Azumi ) |
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初代 落石 栄吉 氏 昭和30年~32年
戦後、博多祇園山笠の復活に尽力。 昭和二十四年結成の博多祇園山笠振興会に引き続き、会長を務めた。 著作に「博多祇園山笠史談」「戦後博多復興史」がある。
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二代 井上 吉左衛門 氏 昭和32年~59年
四半世紀にわたり博多祇園山笠の発展に功労。 博多地区の町界町名整理に伴う流の再編成に力を発揮。また、初めての海外遠征(昭和55年/ハワイ)を成功させた。
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三代 中村 茂 氏 昭和59年~62年
副会長として長く井上氏を補佐。井上氏の辞任を受け、三年間、会長職を務めた。 法被の似合う粋な人柄で、全体をまとめ上げた。実務派で、ハワイ遠征を支えた。
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四代 樋口 武之助 氏 昭和62年~平成3年
実務に強く、会長としてオーストラリア遠征(昭和63年)、ニュージーランド遠征(同)を成功させた。 温和な性格で、振興会の融和にも功績は大きい。
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五代 井上 雅實 氏 平成4年~8年
公務(県会議員)多忙の中、二期四年にわたり最高責任者として職務に励む。![]()
六代 石橋 清助 氏 平成8年~13年
二十一世紀に向う博多祇園山笠の足固めに尽力があった。![]()
七代 後藤 久義 氏 平成13年~18年
振興会50周年の平成16年に記念式典開催のほか、資料展、記念誌の刊行、上海遠征などを成し遂げる。 17年には全国都市緑化ふくおかフェア(人工島)の山笠舁きなども実現した。![]()
八代 波多江 五郎 氏 平成18年~19年
国指定無形民俗文化財の伝統や品格を守ることに尽力。念願の「博多祇園山笠」「博多山笠」の商標登録を実現した。一方でみんなが楽しめる祭りの遂行に努めた。![]()
九代 瀧田 喜代三 氏 平成20年~25年
博多山笠を世界に発信したい、という大きな目標を持ちつつ、一方で祭りの斎行には細心の注意を払った。それが「安全第一」であり、「市民に支持される祭り」であった。「集団山見せ」の復路変更は交通の渋滞緩和につながる英断と評価が高い。![]()

