【舁き山笠】五番山笠 恵比須流

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表標題

神前一扇起清風(しんぜんのいっせん せいふうをおこす) 
                
人形師

人形司 武平    

内容説明

その武勲のみならず人格者としても名高い柳川藩藩主・立花宗茂。秀吉からも西国一の武将として称えられますが、関ヶ原の戦いでは秀吉への忠義から西軍に参加し改易されます。改易された大名で旧領に復帰できた大名は宗茂ただ一人ですが、それにはある言い伝えがあります。 江戸での仕官先でのこと、ある夜、牛頭天王(ごずてんのう)が夢に現れ、そのお守りを与えて「これを持って国に帰れ」と告げます。宗茂が扇子でそれを受けて拝領すると、また「扇は末広がりで縁起がよいのでこれを家紋とせよ」と告げます。程なくして夢での予言のとおり、宗茂は旧領・柳川を与えられ故郷への復帰を果たしました。その由縁で宗茂は、家紋を扇子の上に祇園守(ぎおんまもり)を載せた「柳川守(やながわまもり)」に改めたということです。神前にその一扇を以て奉った「柳川守」。宗茂のその前途には清風が湧き起ったことでしょう。※牛頭天王 … 祇園社・主祭神のスサノオノミコトの本地(ほんじ)※本地 … 神道の神々は様々な仏の化身であるという神仏習合における考え方

 


総務:藤波 泰
 

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