【舁き山笠】五番山笠 西流

<<舁き山笠紹介
                                                                  
表標題

強弓一箭裂鬼神ごうきゅういっせんきじんをさ  
                
人形師

西川 直樹    

内容説明
源為朝は、1139年源為義の八男として生まれ、のちに平氏を滅亡させる源頼朝、義経の叔父にあたります。身長は2m以上。左腕は右腕より12cm長かったと伝わります。正に強弓を使いこなせる体格と云えます。幼い時から乱暴者で、13歳の時に勘当され九州の豊後に追放されますが、並みいる強豪たちを破って3年で九州を平定し、自ら鎮西八郎と名乗りました。後、保元の乱で敗れて肘の筋を切られ弓を使えないようにされ、伊豆大島に流されました。ところが傷が癒えると又暴れ始め、10年後には伊豆七島を支配します。この事態に為朝追討の院宣が下り、20艘の軍船で攻めかかると、為朝は強弓一本で一艘の軍船を沈めてみせ、その後、館で切腹したといわれます。
しかし為朝の人気は高く、琉球へ逃れ、為朝の子が初代琉球王になったという異説もあります。
為朝の強弓で、この世にはびこるあらゆる災いを、豪快にうち砕いてもらいたく、今年の標題としました。
 

総務:遠藤 和博

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