【飾り山笠】十五番山笠 ソラリア

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表標題

合戦四條畷かっせんしじょうなわて

人形師

置鮎 正弘  

内容説明
「四條畷の戦い」は朝廷が南北二つに分かれて覇権を争った南北朝時代の正平三年/貞和四年一月五日(千三百四十八年年二月四日)に起きた合戦で、南朝方の楠木正成の嫡男、楠木正行と足利尊氏の家臣、高師直との戦いを描いています。四條畷は河内国讃良郡野崎(大阪府大東市野崎)から北四条(同市北条)にあり、戦いは低湿地の条里地形の細道で繰り広げられ、圧倒的な数を有する高師直軍に対し、楠木正行軍が雨が降る如く矢が射られる中で正面から戦いを挑み、将であった正行の他二十七人もの武将が死に、この直後に吉野の御所を失うなど、南朝方が大きく後退する契機となりました。
この戦いを記した戦記『太平記』は南朝寄りでの記述が多く、大勢を制した北朝方の足利政権に対して、南朝方として孤軍奮闘した河内の小勢力であった楠木氏親子活躍の記述は、この物語の柱であり、南朝方への鎮魂の意が込められていると言われ、博多祇園山笠では江戸時代以来たびたび取り上げられてきた物語です。
 
 

                                                                                       
見送り標題

桜花爛漫花咲爺おうからんまんはなさかじじ

人形師

小嶋 慎二

内容説明
花咲か爺(はなさかじじい)は江戸時代の赤本等に載せられ広く民間に普及した五大御伽噺(おとぎばなし)のひとつで、滝沢馬琴(たきざわばきん)の著書『燕石雑志(ひせきざっし)』に収められています。心優しきものと悪しきもの相克に奇跡を導く犬が現れ、悪しきを挫き、心優しきを讃える象徴として、晴れやかに枯れ木に花が咲くというストーリーとなっています     

今年運用が始まる西鉄大牟田線の新駅「桜並木(さくらなみき)」にちなんでの物語です。  

 

 


 総務:児玉 泰士

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