【舁き山笠】 大黒流

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大黒流
 

表標題

常行一直心つねにいちじきしんをぎょうず

人形師

宗田智幸

内容説明

正直で純一無雑な心。煩悩妄想で覆われることもなく。思慮分別や、小賢さで毒されることもない。素直で清純な心のこと。いつでも、どこでも、何事をするに も常にただこの直心を働かせて余念のないこと。平安時代、大陸より伝わった仏教の仏や菩薩が衆生を救うために、日本の神として姿を現したものだという考え が広まった。神仏習合の時代であり、大黒天と大国主命が同じものだと考えられるようになった。山笠は聖一国師による疫病除去、災厄除去の祇園信仰と結びつ いて山笠神事として発展したもの。その根底には衆生を救わんとする直心の行いがある。流れに携わる一人一人が大黒天となり、大国主命となり、常に一直心を 行ぜんと願う。
 

総務 河原田嗣徳
今年の大黒流は、常に真っ直ぐな心、勇ましい中にも慈悲の心を表現しました。
もともと大黒流は品と格を重んじるが、それを続ける(引き継ぐ)難しさも感じています。
幹はきっちり残したい。無事に奉納したい。
山笠は元々お清めの祭り。震災で落ち込んでいる方々に元気を体感してほしいと願っています。

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