飾り山笠は、7月1日から15日の午前0時まで福博の町、14ヶ所で公開される。 櫛田神社に向いた面を「表」とし、その裏側を「見送り」と呼ぶ。 それぞれ 博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ、「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多い。 以前は高さが15、6メートルあった山笠を舁...
<<舁き山笠紹介 豪勇日本號之誉(ゴウユウニホンゴウノホマレ) 川崎 修一 黒田二十四騎中随一の豪傑。身の丈六尺半、容貎優れて、髭濃く頑固と伝わる。御存じ母里多兵衛友信であります。筑前今様「黒田節」でおなじみの福島正則か ら呑み取った「日本號」を手に黒田官兵衛、長政父子を筑前五十二万石の大守に押し...
<<舁き山笠紹介 趙雲子龍心如雪(チョウウンシリュウココロハユキノゴトシ) 今井 洋之 「三國志」の英雄の一人に、蜀の劉備が「彼の志操は清きこと雪の如し」と言わしめた趙雲子龍がいます 幼主阿斗を救出するため、百万の曹操軍を突破する 「長坂坡」の戦いで、幼主を胸当ての下に庇い、得意の槍を待ち、背に敵...
<<舁き山笠紹介 天下一武蔵(テンカイチムサシ) 溝口 堂央 宮本武蔵 江戸初期の剣術家。二天一流の開祖で晩年に「五輪書」を執筆する。京都の吉岡一門や巌流島(佐々木小次郎)等多数の闘いが後世に伝えられている。またすぐれた水墨画や工芸品を残している。天下無双を、追い求めた宮本武蔵の姿を製作しました。...
<<舁き山笠紹介 東風招春鏡獅子(トウフウハルヲマネクカガミジシ) 白水 英章 堂山らしく歌舞伎の演目より優美な姿の鏡獅子を題材にしました。江戸城での正月の「御鏡もち曳き」という行事の余興の出来事で、可憐な娘が踊るうちに獅子 頭を手に、勇壮な獅子となって舞い踊る場面です。一心不乱に激しく踊る鏡獅子...
<<舁き山笠紹介 降臨大黒天 (コウリンダイコクテン) 宗田 智幸 天から舞い降りてきた大黒様は民に宝を振りまいている。民にとって宝はまさしく財宝である。大黒様から見れば、この宝は欲の塊であり、我欲を捨てたところ に無限の豊かさを得ることができるができる。つまり、「どれだけ多くのもの持っているか」...
7月1日 注連(しめ)下ろし 祭り初日に舁き山笠の流区域を清める行事。 町の角々に笹竹を立て、注連縄を張り、竹で作った”素朴”な御幣を添える。 櫛田神社神官が祝詞をあげ、期間中の安全を祈願する。 恵比須流だけは一...
博多祇園山笠の起源には諸説がある。櫛田神社の社伝によると、祭神の一つ祇園大神(素盞嗚命)を勧請したのが天慶四(941)年。すでに都(京都)では現在の祇園祭につながる御霊会が行われており、勧請間もなく始まったという説。また、文献的初見である「九州軍記」に基づいて永享四(1432)年起源説もある。 諸説がある中...
承天寺の開祖(円爾:聖一国師)の生誕の地である静岡で「静岡まつり」が開催されます。 静岡で博多の男達が博多祇園山笠をお披露目(舁入れ)いたしますので、舁き山笠への参加を希望される方は、下記の事項に留意していただきお申し込みください。 記 1 日時 平成27年4月5日(日) 2 参加資格 (1) ...